壁に耳あり障子にメアリー

えー、生粋の三河弁の達人は、おじさんにおばさんの日常会話です。あまりにも自然になまっている堂々とした会話はついつい聞き取ってしまいます。ついついかきとってしまします。ではかるーく紹介してまいりましょう。

ちなみに文字面見ただけでは「三河弁の華麗なる音楽のようなイントネーション」まで分かりませんので、気になる方は額田軍管区内までどうぞ。


● 明日っちゃやー、アー、金曜日かん

● あー、奥さんは働いとらっせる?

● 目と鼻の先におるもんだで

● 行き場がないもんだで

● ほこも分からんじゃんねえ

● ほうなっちゃうで

● 見とらなあかんじゃんかー

● ほいだもんでさぁ

● 甘やかしちゃあかん

● 連れにいくけどぉ

● あんまり食べるとうちでご飯食べれんだらぁ

● 黙っときゃあわっかへんでさぁ

● じいさんばあさんおらっしゃるだら?おらんちゅーことになるもんだで

● 手とかかからんくなってからピアゴ入っただもんでねー

● 百姓だもんで

● 一億総人口働けだとか誰かいっとったじゃんかー、あれだもんで

● 車がありゃ、車でたーっといきゃぁいいもんで

● ほんなもんかしゃあ?

● 鍵なんかあの時代かけやへんもん

● あっぱっぱーだで

● お(れ)らもほうだけんど、おらなかんだ

● 手伝いはせんけど

● うちの嫁さんぜんぜん違ったでねえ

● ほこまでせんとかんじゃあかんもんで

● 近場でさぁ

● 近くでやってほいで済んどったもんで、ほう毎週毎週やるたぁいかんもんで

● ほーかんほーかん

● このふたつ合わしゃあ10万くらいになるもんで

● ちんちんになるまで

● 結局ねー

● 二人ではたらいとるわけでしょう?

● ほんなんどおならぁか

● ユニーっちゃあ時間給いいだかん?

● ほんなん、やっちゃうでいいだあ

● いつかはやめちゃうもんで

● だもん、ほれ、言われるだわぁ

● だからねー、やっぱりねー、たとえばの話

● むつかしいなーと思うよ

● 俺らみたいにあきらめちゃーいーだけんど

● 何回辞めよーかやぁと思ったけど

● 賢いやつにバンボンバンボン言われるとおかしィなるだァ

● 親ァーおるで監視されとるようなもんだでさぁ

● 班長んなっても能力がないやツァ後んなっちゃうもんでねー

● 上から下からつつかれると

● 表には出さんけどさぁー

● 騙せん人がおるもんで、すぐ辞めちゃうだァー

● 考えのある人はようけおるだぁ

● やらんと元気でてこやへんもん

● ほだほだ、よーしゃべってくるだァー

● 怒られるかもしれん

● 喋れんように口ンとこガムテープ貼っときゃいいだぁ

● ちょっと黙っといてやァ

● 本人はほの気でおるだけんど、トヨダは給料いーだー決まっとるもんねー、

  高校でてすぐだと10年違うでしょぉ、比べれんの。

● うちらのもらったボーナスの半分ありゃーいーほーだでしょんぼりしとる

● やっとらっせるもんでさぁ

● ほれぐらいじゃないとやってけんて

● 元気がないと負けちゃうもんで

● ある程度のことやらにゃーアカンだろうけどねー

● ほういわれりゃーさー

● 男で細かいだなんてろくなもんじゃないでねえ

● 最近、いわんくなってきた

● どたりーこといっとらっせるもんで

● ほじゃねーだぞん

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30分くらいの会話内でこれくらいの三河弁が発揮されとります。

イントネーションが思い浮かばないと、楽しさ半減です。

言葉遣いこそが、地域の生きたイデオロギーなのでしょう。

ほんだもんであんたんとうもつかわなかんだ。

額田軍

愛知県の東三河地方に額田郡とういうところがあったげな。額田町が市町村合併で岡崎市になってしまい、残った幸田町だけで「額田郡」だったそうだげな。そこで額田郡を盛り上げるんだそうだげな。まじか!

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